ザリガニは一度に数百から千個近い子供を産卵します。

ザリガニの孵化、赤ちゃんザリガニ(稚ザリ)の育て方を調べてみました。

5. ザリガニ 赤ちゃん 動かない

ザリガニの脱皮と赤ちゃんの成長

自然界では春と秋の二回、繁殖の時期があります。

飼育しているザリガニは水温が20℃程で繁殖させることができ、26度程で産卵します。

孵化するまでの期間は、はやければ2週間から2カ月程です。

ザリガニは産卵するとおとなしくなりエサを余り食べなくなります。

卵の成長のためにも水換えは控えたいので水質保全の為にもエサの量を減らし、酸素の量にも気を配ってあげて下さい。

卵を持った親ザリガニは抱卵時期といい、お腹の下で孵化させます。

抱卵状態は、卵に半透明の膜が貼っている状態です。

無理やり親ザリガニから放そうとはしないでください。

赤ちゃんザリガニは孵化から2週間程で親ザリガニのお腹から離れて動き回るようになります。

孵化してすぐに大人のザリガニと同じ形をしているんですよ。

そして、赤ちゃんザリガニは孵化から一年程は年間9回から15回程の脱皮を繰り返し、身体が大きくなる度に甲羅を脱皮していきます。

大人のザリガニも年に1.2.回の脱皮をするのですが、脱皮直前になると動かなくなり、食べる量が減り、黒く変色し、頭胸甲の下辺りが透明になってきたら、頭胸甲とお腹の部分が広がり脱皮をします。

甲羅が堅くなるまで3日から4日程かかります。

大人のザリガニよりも早い周期で脱皮をする、赤ちゃんザリガニは動かないと思うことも多いでしょう。

体の殻が固まる時間は個体によっても変わりますが、赤ちゃんザリガニのほうが早く固まります。

ザリガニは脱皮が近づくとカルシウムを胃の中に集めて石を作り、脱皮後の殻の生成に補充します。赤ちゃんザリガニも小さい身体で同じ事をしています。

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まとめ

ザリガニの赤ちゃんは何度も脱皮を繰り返し成長を遂げていきます。

本来、脱皮はザリガニにとって身の危険を冒す命がけの行為です。

甲羅が固まるまでの数日は特に赤ちゃんザリガニを傷付けないように注意しましょう。

甲羅が完全に固まるまではあまりエサも食べず、早く動かないので、エサや水の交換は控えて下さいね。

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