小さい頃、側溝や田んぼで見かけたことのある、あの真っ赤で立派なハサミを持つ、ザリガニの飼い方を紹介します。
まずはザリガニを迎える準備から始めましょう。
飼育環境を整える
まずは、水槽を用意しましょう。
- フィルター(エアポンプ)を使用せず、水深を低くして飼う場合は、水質が悪化しやすいので、毎日のようにこまめに水を交換し水槽内を清潔に保ちましょう。
ザリガニがエラ呼吸できるように水深を5~6センチに設定し、石や流木等の巣穴となる隠れ家を作ってあげて下さいね。
そして、ケースの上にしっかりと蓋をしましょう。
実は、ザリガニは脱走のベテランなのです。 - フィルター(エアポンプ)を使用して、水深を高くして飼う場合は水質も安定しやすいですが、水の交換は、ろ過装置が付いている水槽なら一週間に一度、付いていないのであれば一週間に3回程度行ってください。
交換する水は塩素中和剤で塩素を中和したものを使用します。
ザリガニは雑食で水草も食べます。
水質を安定させる為にも入れたい植物です。
脱走のベテランは、ポンプをよじ登る事もあるので、念のためこちらも蓋をして下さいね。
飼い始めたザリガニに白い物が・・・
ザリガニの病気は完治が困難です。
予防としては必ず安定した水質で飼育してください。
いざ飼育を始めたが、ザリガニの真っ赤なハサミに白い物が付着しだし、次には目が白くなることがあります。
それはカビ病です。
カビ病は水質を改善してあげることにより改良されます。
先ほどのカビ病以外にもザリガニに多い病気は、バーンスポット(焦点)病です。
雑菌が甲羅にもぐりこんでしまいます。
この病気になると治りません。
ザリガニが天国に逝ってしまう原因の多くはバーンスポットなので、大切なザリガニを守る為にも水質に気を配ることが一番大切です。
まとめ
フィルター(エアポンプ)付きか、そうでないかでの室内環境も水質も変わってきますが、酸素も大切な要素の一つです。
ザリガニが病気にならないように水質の安定を図る事が大事です。
そして小さな穴からも脱走することがあるので蓋は必ずして下さいね。
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