普段目にするザリガニは赤色の体をしていると思われますが、ザリガニは与える餌や環境によっては青色に変化し、青色のザリガニは珍しく人気を評しています。
ザリガニを青色にする方法として熱帯魚のディスカスの餌を与える方法があります。
なぜザリガニの色が変化するのか
もともとザリガニの血液は青色であると言われており、赤い体は血液の色ではないのです。
赤色の正体はアキスタチンという物質であり、餌の中にある赤い色素の色素カロチンを体内に取り込むことで生成します。
よって赤い色素を含まないディスカスの餌を与えることで簡単にザリガニを青色に変化させることができます。
サリガニを青色に変化させる時の注意点
青色にさせるためには赤色の色素を含まない餌を継続的に与え続けなければいけないのですが、同時に餌に含まれる栄養素が不足し、食欲が低下する可能性があります。
その食べ残しが水質を悪化させ、ザリガニに悪影響を及ぼします。
また餌を与えてすぐに青色に変化するのではなく、およそ半年間程の期間が必要です。
そこで週に1度は普通の餌を与えたりして食欲低下を抑え、半年程の長期的な計画を立てなければならないのです。
まとめ
ザリガニを青くするには、比較的小さめの個体で試すのがすすめられます。
ザリガニは脱皮を繰り返せば繰り返すほど、色が変わりやすいです。
既に大きめの個体に赤い色素のない餌を与えても脱皮をしないため、色が変わりにくいのです。
脱皮の回数が多い小さめの個体ほど、色が変わる可能性が高いと考えられます。
しかし脱皮する時は、無防備になるので、複数匹飼育している場合は襲われる危険性があるので水槽に隠れ家などを設置するか、脱皮するかどうかのタイミングを見極め、隔離する必要があります。
またザリガニを青く変化させるには時間や手間がかかるので、今すぐに青いザリガニを飼育したいのであれば、元から青い色の改良品種であるフロリダブルーを購入することが望ましいでしょう。
ペットショップやインターネットで簡単に購入することが出来ますが、普通のザリガニに比べて低温に弱いなどの特徴があります。
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