小さい頃ザリガニ釣りを行った際、スルメで釣ったりしましたが、実はザリガニというのは意外といろんなものを食べたりします。
餌に飽きてしまうなんて事もあり、別の餌を貰うために今まで与えていた餌をあげても食べてくれなったりする事もあります。
そうかと思いきや水槽の中に置いてある流木をかじって食べたりするので初めてザリガニを飼育する人にとってはザリガニは驚きの食生活を送ったりしています。
そして実は流木以外にも驚きの食べ物をたべるんです。
それが卵の殻なんです。
それでは、ここではザリガニが卵の殻を食べる事についてお話していきましょう。
卵の殻に隠された成分
ザリガニは淡水に住む生き物なので、海水に住んでいる生き物よりも実はカルシウムが足りていないんです。
ザリガニの成長に欠かせない脱皮をした際にも殻を脱ぎ捨てた事によって、殻に含まれるカルシウムも一緒に捨ててしまうことになります。
それを防ぐためにザリガニは脱皮した殻も食べて身体の中でカルシウムのリサイクルを行っているのです。
ここで本題になりますが、卵の殻というのは実は主成分がカルシウムで出来ています。
なので、慢性的にカルシウムが足りていない状態であるザリガニにとって、カルシウムたっぷりの卵の殻というのはカルシウムを摂取するために最適な餌であると言えるのです。
しかし卵はカルシウムがとれると言っても全ての個体が食べると言うわけではないです。
受け付けない個体もいるので注意しましょう。
与え方として卵の殻をそのまま与えるよりも小さく砕いてあげて与えた方が食べてくれます。
脱皮をした後などカルシウムが特に足りていないと思われる時期に与えると脱皮後の硬化がスムーズになるとも言われています。
食べてくれるのであれば是非定期的に与えてあげてくださいね。
まとめ
ここまで、ザリガニと卵の殻についてお話してきました。
ザリガニのような淡水で生活している生き物はカルシウムが不足しています。
なので、驚く人も多いと思いますが卵の殻を積極的に与えてあげてください。
カルシウムは脱皮を行う際に殻を形成する大切な成分なのです。
美味しそうには見えないかも知れませんがカルシウム不足なザリガニには、とっておきの餌と言うことを忘れないでくださいね。
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