昔はよく川や沼で子供たちが釣り竿をたらしてザリガニを捕っていた光景が多くみられました。

ザリガニはなんでも食べる雑食なので、捕まえやすいのでどんなものでも餌になるのですが、ザリガニを飼育する時、餌はどういった点を気を付ければいいのでしょうか。

ザリガニ 餌 カルシウム

雑食なザリガニ

飼育をするとなると雑食でなんでもよく食べるとはいえ、長期飼育を考えるとバランスを考えなくてはいけません。

一般的によく使われるのはシラスや煮干しがよく使われると思いますが、実は植物質も摂るのです。

例えば枯葉や水草、その他飼育の状態であればほうれん草やキャベツなどといった野菜も与えることが出来ます。

ただし、枯葉も都市部では排ガスに汚染されていたり、野菜も農薬が使われていたりするため注意が必要です。

カルシウムが重要

ザリガニにとってとっても重要な栄養素は実はカルシウム。

小魚などはカルシウム分が含まれているので与えたい餌の一つです。

その中でザリガニが好み、カルシウムも沢山とれる餌はエビです。

かなり好みよく食べます。

普通の鑑賞魚店で購入しようとすると少々お高いですが、釣具屋さんなどで釣り餌として置いてある場合がありますのでそれらを購入すると比較的安く手に入れることが出来るでしょう。

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カルシウムが不足すると

カルシウム分がザリガニに必要な理由として、カルシウム不足だと脱皮に失敗してしまうからです。

ザリガニは脱皮前に殻など身体のカルシウム分を胃に集め、胃の中に石を作り上げその石にカルシウムを溜めておき、脱皮した後、この石のカルシウムを血液に戻し、新たな殻を硬くするのに使うのです。

このため、カルシウムが少ないと、石も作ることが出来ず殻が柔らかいままになったり、殻が脱げなかったりして脱皮に失敗してしまうのです。

栄養が偏らないように、カルシウムをきちんと摂るように餌を考えなければいけません。

まとめ

ザリガニは小魚などを食べることはよく知られています。

雑食で草も食べる上に、カルシウムが脱皮に関係しているという事はあまり知られていませんでした。

さらに、餌で水槽が汚れてしまうとあまり良くないので、ザリガニを飼育する際は意外といろんなことに気を付けて飼育しなくてはいけないようです。

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