ザリガニの目って黒いのが飛び出ていて、なんだかまち針でも刺さっているだけのような気がしませんか?
あれって見えてるのでしょうか。
しかも脱皮する時は目も一緒に脱皮するんでしょうか。
気になるので調べてみました。
複眼って知ってる?
複眼っていうと、よく知られているのがトンボ。
学校で習ったような気がします。
簡単に言うと、たくさんの目がモザイク状にドーム型についている、という感じでしょうか。
なので私達が普段見えてる感じとは違い、もっとキメのあらいぼやっとしたシルエットとして見えているんだと思います。
しかし、その対象物が動いたときには、たくさんの目に動きが感知されますから、動体視力は良いのです。
脱皮と再生
ザリガニって手や足がけんかや事故なのでもげてしまっても、また生えてきて、再生するって知っていましたか?
脱皮を繰り返しながら少しづつもとに戻ってくるそうです。
とはいえ、脱皮を繰り返すって、どのくらいの周期なのでしょうか。
脱皮の周期
ザリガニは子供の時は1年に何度も脱皮します。
人間でいう成長期の子供みたいですね。
しょっちゅう服だの靴だの小さくなって買い替えます。
大人になったザリガニは1年に2回程度脱皮します。
なので子供の時の怪我の方が、脱皮の回数が多いので治りやすいです。
大人になり、ある程度の大きさになってからの手足の欠損は、対になってるものと大きさが追いつかず、アンバランスになることもあります。
目も再生する
目がとれた場合も、脱皮することで目が再生します。
でも、目の再生の場合は目のすぐしたの部分が切れた時です。
目の根元の部分(眼柄)が切れた場合は、脱皮の回数が頻繁になります。
これは眼柄からは脱皮をすることを支持するホルモンがでているので、それが取り除かれたことにより起こる減少です。
脱皮の回数が増えるということは、個体が早く大きくなるということです。
この減少を利用して、わざと眼柄をきってしまい、大きくて立派なザリガニを育てようとする方法があるみたいですが、切られる方はたまったもんじゃないですよね。
ザリガニの気持ちになって考えましょう。
動物虐待だと思います。
目が見えない間はどうしてるの?
ほかの感覚器官でやっていけます。
まず長い触覚がありますし、匂いで餌を判別することもできます。
まとめ
脱皮と再生がこんな関係だっただなんて驚きました。
だって脱皮のついでに、傷めた部分が元通りになるんですよ?!
不思議な生き物ですね、ザリガニって。
自然界で生き残るために、長い時間をかけて身についた生態なんでしょうね。
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