ザリガニの脱皮の時に砂は必要なのかという事と、その理由について調べてみました。

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ザリガニの脱皮について

ザリガニの脱皮は初年で7~8回程行われるそうですが、それ以後は年に1~2回程度に落ち着くようです。

しかし、体に欠損部分が発生したり、環境の変化によっては脱皮の回数も変わって来るようです。

エビ類などは「産卵前脱皮」と言って繁殖期前に必ず行う脱皮があるようですが、ザリガニもこれによく似た脱皮をするケースがザリガニの雌に見られるという事です。

ザリガニは年に何回脱皮する、とか決まっているような言い方をされている事がありますが、環境や体の変化によっても脱皮の回数が変わって来るので、年に何回という決まったパターンでの脱皮ではないようです。

ザリガニは脱皮が近くなると、胃の中に胃石と言うカルシウムの結晶を作り、外殻のカルシウム分を活用させるのだそうです。

胃石は古い外殻のカルシウム分を溶かして作られたもので、脱皮後に新しくできた外殻に供給して再利用するのだそうです。

素晴らしい生活の知恵ですね。

しかし、この胃石のせいで脱皮が近づくと食欲が落ちてしまうのだそうです。

ザリガニにとって脱皮は、最もエネルギーを必要とする行為の1つだといえそうですね。

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ザリガニの脱皮と砂

ザリガニは脱皮をするときに、平衡石と言う平衡感覚を知る為に必要なものまで脱ぎ去ってしまうため、砂を使って砂浴びをしているように見える動作を繰り返しながら、平衡石の補給を行うのだそうです。

その為、砂はザリガニにとって大切なものの1つになります。

砂の種類としては、目が細かい砂が特に適しているという事です。

まとめ

ザリガニは自分の古い外殻を再利用して、カルシウムの供給をしていることに驚きを感じました。

ザリガニには生きていく上で砂が必要なのだという事もわかりました。

ザリガニが歩きやすいから砂が敷かれているのかと思っていましたが、平衡石の補給に必要な事がわかったので、行動を見るのが少し楽しみになりました。

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