せっかくザリガニを飼ったのだから繁殖させて小さなザリガニ達も見てみたい。
ザリガニの繁殖は数が多すぎるから世話が大変になるので一匹だけがいい。
飼う思いは違いますが、飼い主の思いとは裏腹にメスのザリガニは産卵をします。
ですが産卵した卵は場合によって大きく違う事があるのです。
ザリガニが産卵した場合
ザリガニは春と秋の大体二回に産卵をします。
産まれる卵の数はザリガニの種類にもよりますが数百にもなるので産まれてくる稚ザリガニも数百匹になり、産まれて大きくなったら水槽を埋め尽くします。
逆に数多く産まないと野生のザリガニには天敵も多いので、子孫が生き延びられないという事です。
飼っている場合は天敵もいないので安心して育つ事ができますが、孵化した場合のその後の事を考えなくてはいけないので、どちらも大変な事と言えるでしょう。
ですがザリガニが卵を産んだので、この先どうしよう?と思われている方はその心配の必要がない場合もあります。
メスのザリガニ単独飼育の場合です。
卵の色によって無精卵なので孵化しない
卵はオスとメスのつがいが揃って、孵化が可能な有精卵が誕生します。
しかしオスに全く接触しなかったメスのザリガニも産卵は季節によってします。
その場合は無精卵となり、孵化はしない卵が産まれるのです。
無精卵の場合、メスは肌色のようなピンクのような明るい色の卵を抱卵しています。
卵が黒い場合は有精卵ですのでいずれ孵化をしますが無精卵は孵化しません。
時間の経過と共に抱かれていたお腹から腐って落ちてしまいます。
落ちた場合はメスに食べられてしまうか、ゴミとなってしまうので水質を汚す前に掃除をしてあげましょう。
まとめ
結果、無精卵は絶対に孵化はしないという事がわかりましたが、無精卵であっても産卵をするザリガニの本能は不思議ですね。
有精卵の場合はメスの様子が少し変わってきますので注意深く見てあげて下さい。
無精卵の場合は引き続き、大事なザリガニをかわいがって飼育していただき、あわよくばオスと一緒に飼育してみて産卵というイベントをザリガニと飼い主で体験してみるのもいいでしょう。
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