子どもの頃、特に目にすることの多いザリガニ。
池でザリガニ釣りをしたり、夏休みの自由研究でザリガニをピックアップしてみた方もいるのではないでしょうか。
そんなザリガニは、卵のとき少し驚きな見た目をしています。
真っ黒なザリガニの卵
ザリガニは、比較的、繁殖率が高いことで知られています。
そんなザリガニは、共寝をするとメスがお腹に卵を持ちます。
だいたい、春と秋に近い時に産卵すると言われています。
大きさはだいたいイクラくらいの大きさで産卵するとお腹から尻尾くらいまでの範囲に卵を抱きかかえます。
その数、約数百個と言われており一気に大量の卵を産卵します。
産卵した卵は、黒っぽい色をしていて一見、卵に見えないような濁った色をしています。
中には、オレンジ色や白っぽい卵もありますがこういった色の卵は、異常があり黒い卵は正常な卵であると判断が出来ます。
また、形も真ん丸な大粒であれば正常な卵ですがへこんだ形や明らかに小さい卵も異常のある卵であると見分けられます。
また、産卵直後の卵は茶色に近い色味をしていますがだんだんと、ふ化に近づくにつれて色が黒になっていくため卵の色を見ると成長過程が分かります。
ふ化直前になると、真っ黒な卵に透き通った部分が出来るようになりそこから、卵の中の生まれる前のザリガニを見ることも出来ます。
産卵時期が決まっているザリガニですので秋も暮れる直前に産卵すると親ザリガニが冬眠に入ってしまうのでお腹に持った卵もそのまま一緒に冬眠に入ります。
そして、春になり親ザリガニが目覚めると卵も、ふ化し始めるという不思議なメカニズムがあります。
まとめ
卵というと一見、白っぽかったり透明だったりを想像することが多いですが黒っぽい卵であるザリガニは自然界であっても、「ザリガニの卵」であると区別がつきそうですね。
しかし、親ザリガニも卵のザリガニも非常にデリケートな生物ですので自然に見かけたとしてもむやみに触れずそっとしておくことがベストでしょう。
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