ザリガニは有名な雑食類です。
エサはもちろん人間が食べるものもでも、木でも草でもなんでも食べてしまいます。
特に水草などは大好物です。
ミネラルが豊富に入っていて田舎の綺麗な田んぼなどにもたくさんあるからです。
家庭で飼う場合にはレタスを代用しても喜ばれます。
同じ葉っぱと言うこともありますし、ミネラルがたくさん入っています。
そんなザリガニですが、個体差などで水草を食べないときがあります。
それはどんなときでしょう?
食べない水草とその理由とは
だいたいどんな水草も食べますが、ザリガニの種類や環境によって食べないものもあります。
アヌビアスと言う水草の種類はザリガニにとって毒があるとかではなく、堅くザリガニには食べにくいのであまり食べません。
元気ハツラツの時や、究極のお腹が空いたときには食べます。
堅いので苦手なザリガニは手をださないこともあります。
ミクロソリウム類の水草も堅いのであまり食べないことが多いです。
どんな水草を好むか
一般的にザリガニが好む水草はどんなものがあるかと言うと、マツモ、カボンバ、アナカリスなどがあります。
中でもマツモと言う水草ですが、別名「金魚藻」とも言われていて、よく金魚の水槽などに入っているふわふわしたやつです。
マツモはザリガニにとって柔らかいのでちょっと食べにくいかも知れませんが、水槽内の水質も綺麗にしてくれます。
アンモニアなど害のあるものを多く吸収してくれコケが生えるのを抑えてくれる効果もあります。
またマツモの管理はそんなに条件が難しくないので、観賞用としてザリガニを飼っている方には手軽でお勧めです。
アナカスリは若干フィルターに詰まるときもありますが、繁殖性が高く、ザリガニにとって食べやすいのでこちらもお勧めです。
水槽で観賞用として考えるとカボンバは若干フィルターに詰まったり、溶けやすく水槽内を濁らせてしまう場合があります。
水草を入れるときの注意点
水草は専門のお店やホームセンターなどで購入することができます。
専門のお店で購入する場合は店員さんに相談して買うのが一番ですが(詳しいはずなので)少々割高なときもあります。
ホームセンターなどは量も多く、安く購入できると思いますが、ここで気を付けて欲しいのが、特に海外から輸入している水草です。
農薬で育てられている場合が多く、輸送時に虫から守ったり、傷をつけないために農薬を使っています。
この農薬は人間などには害はないのですが、エビやカニなどの生物には猛毒です。
商品のパッケージやお店によっては使用方法がしっかり記載されていたり、農薬を除去していたりするのですが、ホームセンターなどはそのまま売っている場合もあります。
店員さんに聞いてもホームセンターの場合専門員でないことが多いのでわからないと思います。
ザリガニが水草を食べない様子が増えてきたら危険なので、水草も、水槽内も掃除して新しいものを入れてください。
まとめ
ザリガニは雑食なのでなんでも食べます。
食べない水草があると言うよりは好んで食べない、ザリガニにとって毒があるので続けて食べないと言った理由と観賞用に向いてないなどが一番の理由です。
水草を買うときにはしっかり調べてザリガニが喜ぶものを購入してください。
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