日本でよく沼地などで見られるアメリカザリガニ。
実はこのアメリカザリガニは要注意外来生物です。
繁殖力が強いアメリカザリガニは日本にきて短い時間の間で繁殖し各地に分布するようになりました。
そんなザリガニの寿命は果たしてどれくらいあるのでしょうか。
アメリカザリガニの寿命
ザリガニは種類によって寿命が異なりますが、日本で一番分布しているアメリカザリガニは自然界で生活した場合大体7年ほどと言われています。
アメリカザリガニの生息に日本の環境が適していて生態系の中でも敵が少ないのが要因で繁殖し、長生きもしていると言えるでしょう。
ちなみに水槽などで人間が飼育した場合の寿命は大体3年ほどです。
ザリガニの一生とは
ザリガニは一度に数百個と言われる卵を産卵し、孵化します。
よっぽどのことがない限り、大人にまで成長するので、そう考えてもザリガニが大量に見つかるのも納得いきます。
ザリガニは夏に産まれ7月8月はお母さんザリガニのお腹に抱えられながら育ち、大体2ヶ月後くらいに孵化します。
孵化すると母親から離れ、餌も親と同じようなものを食べます。
そして子供が作れるようになるまで約2年生活し、また産卵時期を迎えるのです。
意外と長生きなザリガニなのです。
最長年数と日本のザリガニ
しかし世の中にはもっと長生きなザリガニがいます。
最高年数生きたと言われているザリガニの年数はなんと175年です。
ケイグ・クレイフィッシュと呼ばれているザリガニは洞窟の中で生活し、色が真っ白です。
酸素も食べ物も少なくても生活が出来、スローな生活を送っているのです。
生きた化石のようなザリガニです。
アメリカザリガニが主流な日本ですが、ちゃんと日本にもニホンザリガニというザリガニがいて、北海道や東北に生息しています。
ニホンザリガニの寿命は5~10年です。
体長もアメリカザリガニと比べて小さくて赤黒いです。
まとめ
ザリガニの種類によって5年~175年まで生きるザリガニがいるという事がわかりました。
かなり長生きな生物ですね。
しかし、やはり人間が干渉してしまうとあまり長くは生きられないようです。
日本はアメリカザリガニが主流なのはアメリカザリガニが住みやすい環境であるという事も解りました。
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