ザリガニに潜む寄生虫を知っていますか?
生物を飼育するとどうしても関わってくる寄生虫の存在。
世界には数多くの寄生虫が存在し、人々の体に悪影響を及ぼすものもいます。
子供がザリガニを飼いたいと言っているが、寄生虫は大丈夫なの?と心配になる親御さんもいらっしゃることでしょう。
ザリガニに関する寄生虫と、世界における危険な寄生虫について調べてみましょう。
危険な寄生虫。ザリガニは大丈夫?
現代の日本において寄生虫病にかかる人は減少しましたが、世界に目を向けるとまだまだ危険な寄生虫と隣り合わせで生活を強いられている人々もいます。
また、豊かな場所で生活をしていてもちょっとした油断や、知識の無さから寄生虫に感染してしまうことも。
子供たちも触れ合う機会の多い、ハサミが大きくてかっこいいザリガニ。
遊びもかねて、ザリガニ捕りを楽しむ子供たちは微笑ましいものです。
さてこのザリガニ、普通に飼育する上では寄生虫の心配はありません。
飼育中にザリガニの頭やお腹辺りにフワフワくっついている小さなザリガニミミズというものを見ることがあるかと思いますが、ザリガニにも人間に対しても深刻な影響を与えるものではありません。
しかしザリガニを食材として食べるとなると注意すべきはその調理法。
必ず加熱することが必要です。
しっかり加熱して潜む寄生虫を亡くしましょう。
ザリガニに潜む『肺吸虫』は人体に入り込むと喀血や血痰、自然気胸などの症状が見られ、脳に入り込むと頭痛、嘔吐、てんかんなどの悪化を見せることがあります。
寄生虫の種類は数多くあり、ザリガニに関しては見られる症状も軽い方ではないでしょうか。
蚊やブユ、アブなどに吸血されることで感染することもあれば、魚、肉類を食材として食べる場合の調理法、加熱不足などにより感染することも。
症状も寄生虫により様々。
皮膚への障害、消化器官への障害、脳障害、運動障害、失明などなど深刻なものばかり。
治療法が確立されているものもありますが命にかかわることがあるのも事実。
命が助かっても、後遺症が残ることもあり治療に苦しむ人も多い現状です。
まとめ
世の中には毒を持つ怖い生物も数多く存在しますが、目に見えない寄生虫の存在ほど恐ろしいものはないですよね。
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