ザリガニは変温動物です。

自然界では冬眠する生き物がヒーターなどにより温度を高めることにより常に代謝が活発になり、成長が早くなりますが寿命も短くなります。

ですがヒーターは一定の温度に保つことができます。

ですので、室温があまりにも変化が激しすぎるようなら、一体型ヒーターなど温度替えられるヒーターが良いでしょう。

水温は20度前後が好ましいでしょう。

ザリガニ ヒーター 温度

ヒーターの仕組みとサーモスタット

ヒーターの役割は水を加熱して水温を上げることです。

ヒーターに電気を流すと、ヒーター内部の電熱線が発熱し、周囲の水を加熱するというのがヒーターの仕組みです。

しかしヒーターには加熱した水を冷やす機能はありません。

またどれくらい加熱したかを検知する機能もありません。

ヒーターを制御して水温を管理するのは、サーモスタットの役割です。

サーモスタットは、水温を適切な範囲に管理するためにヒーターの制御を行います。

指定された水温を基準にヒーターの電源のオン、オフを行い、温度調整を行います。

つまり水槽の水はヒーターで加熱され、ヒーターのオン、オフはサーモスタットが管理しています。

よってヒーターとサーモスタットがあれば冬場の水温管理ができます。

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ヒーターを選ぶ際に注意する点

ヒーターを選ぶ際に注意する点は主にワット数と安全性です。

ワット数はヒーターの能力を表し、水槽のサイズによって適切なワット数がだいたい決まっています。

適切なワット数よりも小さなワット数のヒーターを使用すると、水槽を十分に温めることができない可能性があります。

またヒーターを空気中で異常加熱することで周囲の可燃物に引火し、火災の原因はとなってしまいます。

ヒーターが水中にあれば問題はありませんが、水換えの時にヒーターの電源を入れっぱなしにしていたり、水槽の設置位置が悪くヒーターが空気中に露出してしまったりといった場合に火災になってしまう原因になります。

まとめ

今回は冬場に暖かい水温を保つためのヒーターやサーモスタットについて紹介しました。

しかし水温管理が重要なのは冬だけではありません。

夏場はクーラーや水槽冷却ファンを使い、暑さ対策もしっかり行いましょう。

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