ザリガニは冬眠する生き物だけど、田んぼにいるザリガニってどうやって冬を越すの?
確かに、冬場の田んぼって水が溜まっていないのでちゃんと冬眠出来ているのかと不思議に思いますよね。
冬になると違う場所へと移動するのでしょうか。
ザリガニの冬眠について調べていきたいと思います。
ザリガニの冬眠
普段ザリガニは小川、田んぼ、池、沼などに生息しています。
流れが激しい川や深い池などにはいないようですね。
綺麗な小川に限らず田んぼや沼など、泥がある場所も好むようです。
冬が近づくとザリガニは冬眠の準備に入ります。
では、どのような場所で冬眠するのか。
ザリガニは田んぼや小川の土手などに深い深い穴を掘り、巣穴を作ります。
はさみを使って上手に掘るんですよ。
普段はその穴の中に隠れたり休んだり。そして寒い冬が来る頃には深く潜り春が来るまでじーっとしているのです。
泥の中だと凍らないので、春まで冬眠できるのですね。
深く掘った穴の中は適度な水分があるので、エラで呼吸をしながら生きています。
田んぼの水が抜かれていてもザリガニは泥の中で越冬することができるのです。
なかには、秋に産んだ卵を抱いたままで冬眠するメスもいるそうです。
子供の頃、体験することの多いザリガニ捕り。
昨今ではそのような子供たちの姿を目にすることも少なくなったように思えます。
ザリガニを捕まえる時、春・夏の季節は釣竿で釣ったり網で捕まえたりしますが冬場は巣穴を狙って捕まえてみるのも一つの手段。
割りばしなどの長い棒にザリガニの好物を取り付けて巣穴に入れてみると捕まえることが出来るかもしれませんよ。
冬眠中の捕獲はなんだか可哀想な気もしますが。
しかし農家の人には嫌われてしまうザリガニ。
彼らは雑食性なので稲をかじったり、田んぼに巣穴を掘ることで農家の人たちを悩ませているようです。
まとめ
冬になったからと言ってザリガニ達は普段の生息場所から移動するわけでもなく、いつもの住処にひっそりと身を休めているんですね。
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