田んぼの中にいるザリガニを見かけると子供の頃を思い出すのは私だけでしょうか。

よく友達と手で捕まえたりしました。

そこで今思うのは田んぼというのは1年中水をはられている訳ではありません。

田んぼで生活しているザリガニは干からびてしまいそうなのに翌年何故生きていられるんでしょうか?

別の個体なのでしょうか?

そこで今回は田んぼで生きているザリガニについてお話していこうと思います。

田んぼ ザリガニ なぜ

田んぼで生活するザリガニ

まず、田んぼでなぜザリガニが生活しているのか見ていきましょう。

田んぼの横にはだいたい用水路というものが流れています。

本来その用水路にすんでいたザリガニが伝っていって田んぼで生活を始めるというルートが考えられています。

何故ザリガニがそのような行動をとるかと言うと実はザリガニの餌になりそうな生き物が用水路よりも稲を育てている田んぼの方が多く生活している事が多いからです。

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なぜ冬に水のなくなる田んぼでザリガニが生活出来るのか

では、田んぼに住んでいるザリガニの生活を追っていきましょう。

水がはられている春から稲の収穫の前の初秋までザリガニは問題なく生活することが出来ます。

その秋の時期に産卵するメスが多いです。

そして田んぼに完全に水が無くなる冬には、実は田んぼの横のあぜ道などに掘られることが多い巣穴でザリガニは泥に埋まって冬眠します。

これは冬眠や繁殖期の頃にザリガニがハサミを使って穴を掘り作る場合が多いです。

水槽と違い人の手で温度調節されていない川や用水路の水温は気温の下がる秋から冬にかけて下がります。

なので、用水路のザリガニ達も田んぼのザリガニ達と同じく冬は巣穴で冬眠することになります。

そして気温の上がる春に起きてきてまた、1年が始まるというサイクルで生活しているのです。

なので、春に田んぼにいるザリガニは去年田んぼにいたザリガニとは違うのかという疑問は、去年田んぼにいたザリガニから生まれた個体と冬眠から目覚めた個体がいるということがわかりましたね。

まとめ

ここまで田んぼにすんでいるザリガニは、水のはられていない時期にどうしているのかという疑問に答えて来ました。

田んぼのサイクルに合わせてザリガニの生活もサイクルしているという事がわかり自然の中にいるザリガニの知らなかった一面を垣間見れましたね。

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