ザリガニの冬越しの方法は冬眠させる方法と冬眠はさせずそのまま飼育する方法の2パターンがあります。

この記事では、ザリガニを冬眠させて越冬をさせる方法をご紹介いたします。

ザリガニ 冬眠 水温 (1)

ザリガニが冬眠する条件とは

最低限の冬眠に必要な条件は、以下3つです。

  • ① 容器内にある程度の水量があること。
  • ② ある程度のエサがあること。
  • ③ 水が凍りきらない水温であること。

以上3つを踏まえて、且つさらに安全に冬眠をして越冬できるように以下で詳しくご紹介します。

容器を用意しましょう。

睡蓮鉢など屋外用の容器を用意してください。

水質や外気温の影響を受けないように大きめのものがよいでしょう。

環境つくりをしましょう

まず、大人のこぶしくらいの大きさの石を用意し、容器の底に敷き詰めます。

その上に土をたっぷりと入れて敷きます。

土はザリガニが潜れる分の深さが必要です。

その土に、冬場でも枯れないアナカリス等の水草を植えます。

自然の環境に近くする狙いです。

睡蓮ポットや、流木を入れるのもおすすめです。

そして、水を張ります。

水深は10センチを保つようにしてください。

そのまま屋外に置きます。

寒くなるとザリガニは自然に土に潜り、冬眠が始まります。

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飼い主がするべきケア

・水深が10センチ以下になったら足してください。

・ザリガニが活動している間に、餌をバランスよく十分に与えましょう。

栄養価の高い生きたエビがオススメです。

・水が凍らない場所に置きましょう。

又、暖かすぎても、共食いの原因になりますので適温を心掛けましょう。

・エアーポンプを使っている場合はそのまま使ってください。

温度管理や、氷が張ることを避けることにも役立ちます。

・ヒーターの電源は切りましょう。

・エサの入れすぎには注意をしてください。

・冬眠前に、一度脱皮をさせましょう。

気温が下がってからの脱皮をすることで、ザリガニの甲羅が寒さに適したものになります。

人間でいう、衣替えのような目的の脱皮です。

さいごに

以上、ザリガニの冬眠をさせての越冬方法のご紹介でした。

越冬自体は上記の行程で終わりですが、春になり、活動を始めてすぐにザリガニにはまた次の大イベントがあります。

春の脱皮です。

冬眠から目覚めたザリガニは沢山のエサを食べて栄養を摂ると、体が成長するため、脱皮を行います。

しっかり見守ってあげてください。

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