ザリガニを繁殖させようとした時どういう事に気を付ければいいのか、トラブル無く繁殖に成功させるには?という事で産卵と繁殖について調べてみました。
ザリガニの産卵
ザリガニを繁殖させる時にはオスとメスのペアを同じ水槽に入れます。
この時オスのハサミの部分が欠けてしまっている、オスとメスのサイズがあまりに違いすぎると、繁殖させるのには向いていないので残念ではありますが別のオスを買ってくる事にしましょう。
さて、オスとメスの共寝を確認したらオスを別の水槽に移してメスを一匹だけの状態にさせてあげましょう。
産卵には体力や気を使うと思いますのでメスのザリガニはあまり動かさないでそっとしておいてあげましょう。
産卵時の水温
ザリガニが産卵する時の水温ですが、自然界でのザリガニは春と秋の2回に分けて繁殖をします。
気温的には丁度暑くも寒くも無い時期ですので水温は20~25℃程度にすればザリガニにとっても違和感無くスムーズに産卵が出来ると思います。
そして水槽内の水の量ですが、水の量は多い方が良いです。
水量が少ないとその分、水質の悪化速度や温度変化が激しくなってしまうので産卵の様な行為には水量が少ないという事は適していません。
産卵時から孵化
メスのザリガニは産んだ卵を腹部に付けて守ります、そして卵は孵化が近づくと色が黒くなっていきます。
産卵から大体2週間~3週間ほどで孵化します、生まれた子供ザリガニは2週間から3週間で独り立ちをします。
独り立ちした子供ザリガニは母親ザリガニとは別の水槽で飼育してあげましょう。
自然界でも生まれて2週間後で親離れしますので心配は要らないです。
産卵~孵化の時にメスザリガニはエサをほとんど食べません。
まとめ
・ザリガニの繁殖ではハサミが欠けたオス、メスとサイズ差が大きすぎるオスは繁殖には向いていない
・メスザリガニは産卵時には余計に動かさずにそっとしてあげましょう。
・産卵時には水槽の水量を多めにしておきましょう。
・産卵に成功したらまずメスザリガニを一匹にしてあげましょう、オスは別の水槽へ。
・水温は20~25℃が自然界の産卵時の水温と似ているので調整を。
メスザリガニも産卵行為をするということで気を張っています、自然の中では弱肉強食の世界ですのでザリガニが襲われてしまうこともあるでしょう。
そんな中での産卵は危険なものです。
飼育でも自然と同じように余計な干渉は控えておきましょう。
今のあなたにおすすめの記事