ザリガニは、いつ産卵するのかご存知ですか?
ザリガニが卵を産んだら、子ザリガニの成長が楽しみになりますが、無事に成長させるためにはどんなことに気をつけてあげたらいいのか、気になりますよね。
そこで、ザリガニの産卵と、産卵したらどんなことに気をつけたらいいのか、調べてみましたのでご紹介します。
ザリガニの産卵時期はいつ?
ザリガニは、春や秋頃に産卵します。
メスのザリガニのお腹や尾を見てみて、白くなっていたら産卵する直前であることが分かりますよ。
産卵時刻は、夜中〜早朝にかけてだといわれています。
メスのザリガニは、水の底で、数百匹もの卵を産卵します。
卵は、紫色でザリガニは粘液によって卵をお腹に付けます。
無精卵の場合は、色が紫色ではなくて、オレンジ色になり、形は凹んでいるものも多いです。
卵は、徐々に紫色から黒っぽい色に変化してきます。
そして、孵化の時を迎えるんですね。
孵化までかかる期間は、季節によって、水温によって異なります。
2週間〜3週間で孵化することもあります。これは、水温が23度前後のときです。
そして、秋の終わり頃に産卵した場合は、水温も低くなっているため、卵を抱えたままザリガニが冬眠に入り、春になってから孵化する場合があるんです。
どんなことに注意してあげたらいいの?
メスが産卵したら、オスのザリガニは水槽から出して、メスを1匹にしてあげましょう。
また、孵化したばかりの稚ザリガニは、お母さんザリガニのお腹にくっついていますが、お母さんザリガニのお腹から離れるまでは、稚ザリガニには餌はあげなくていいようです。
稚ザリガニがお母さんザリガニのお腹から離れたら、なるべく広い水槽に移します。
稚ザリガニ同士、くっついてしまうと亡くなってしまう可能性があるそうなので、広い容器に移して、足場になる水草を入れてあげましょう。
ただし、水草は農薬を使っていないものでないと、水草についている残留農薬によってザリガニが全滅してしまうことがあるので、注意しましょう。
通販などで、農薬不使用の水草や、残留農薬を抜いてある処理をしてある水草をあげましょう。
水草自体が餌にもなりますし、隠れる場所にもなるので共食いを防ぐことができます。
餌は、ザリガニ用の餌を小さめに細かくしてあげましょう。
体長が、2センチくらいになると共食いが始まるので、隠れる場所を多く入れてあげたり、いくつかの水槽に分けてあげたりしましょう。
水が汚れやすくなるので、水の取り換えも様子を見ながら行いましょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?
ザリガニは、主に秋、春に産卵することがわかりましたね。
ザリガニの赤ちゃんの飼育にも、水草の農薬のことや共食いのことを気をつけてあげましょう。
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