こちらの記事では、ザリガニの産卵についての詳細のご紹介をします。
しっかり知識を持って、大切なペットのザリガニの産卵に備えたいですね。
ザリガニの産卵の季節は?
ザリガニの産卵は日本では主に秋です。
しかし、個体によっては、春から晩秋までの期間のいずれかで産卵をします。
産卵から孵化までの期間は?
基本的には産卵から最短で三週間くらいで産卵します。
しかし、外気温や水温によってだいぶ差がでます。
夏に産卵された卵など温度が高い環境にある場合、孵化までの期間は早くなり、秋に産卵された卵など温度が低い環境にある場合、孵化までの期間は長くなります。
温度が低い場合に至っては産卵から孵化までに2か月かかったという例もあります。
抱卵中のメスザリガニの様子
一般的な動物のメスは、妊娠中や出産後は気性が荒くなり行動も狂暴になる場合が多いのですが、ザリガニの場合はおとなしくなります。
理由は明らかになっていませんが、気性が荒くなり、勢いよく動いた場合、卵が腹脚から外れるのを防ぐためではないかと考えられています。
また、抱卵中のメスザリガニはあまり餌を食べません。
食欲がないことを心配しなくても大丈夫です。
孵化は卵を腹につけたままでします。
メスザリガニに対して気をつけてあげたいこと
前項でお伝えした通り、抱卵中のメスザリガニはあまり餌を食べません。
水質維持のためにも、餌の量を減らしましょう。
また、メスザリガニをおどろかさないよう、静かな環境を作ってあげましょう。
水温は、20~25℃が適温で、30℃を上回らないよう気をつけましょう。
また、急激な水質の変化も危険ですから、ふ化するまでは、なるべく水換えもひかえましょう。
まとめ
以上がザリガニの産卵から孵化までのご紹介でした。
このあと、子ザリガニがたくさん生まれます。
更なるケアが必要になります。
そちらもしっかり予習して誕生に備えてくださいね。
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