ザリガニを一匹しか飼っていないのに産卵したとか、産卵したけど生まれなかったなどとよく聞きます。
産卵して生まれた場合などもあります。
どういう時に無精卵で産卵するのか、どんなザリガニなのかを知って有精卵か無精卵か判断しましょう。
無精卵で産卵する訳
ザリガニの種類によってメス単独で産卵することがあります。
それはザリガニが生理的な理由で共寝して産みたかったのですが、環境や季節によって産んでしまった状態です。
無精卵なので孵化することはありません。
色は透明なオレンジや黒がかったオレンジで、球体も崩れていてつぶれていたりします。
親ザリガニには判断できていないので普通の産卵と同じ行動をとります。
しかし無精卵なのでいくら経っても育たず、親ザリガニの体からすぐ落ちてしまいます。
オスとの接触がなかったのに産卵したら有精卵だった?
よく聞かれるのが、何カ月もオスと離していたのに、産卵して無精卵だと思っていたら孵化したなんて話も聞きます。
普通のザリガニではまずありえません。
どんな理由があげられるかと言うと、何カ月もオスに接触していないと言うことは何カ月か前は接触していたのなら、水生生物の中には一度の共寝で受精卵を何回か体内にストック出来ると言われています。
アメリカザリガニなどは前の年に受精卵をストックし続けて1年経ってから受精することもあります。
田んぼなどで捕まえたザリガニなどはいつ共寝したかわからないので、断言できません。
購入したザリガニなら産卵しないはずと思っていても、業者が捕まえる前に受精卵をストックしてしまっている場合もあります。
共寝をしていないので絶対に無精卵と思って放っておいたり、飼育を怠ったりしないでください。
有精卵だったら全部亡くなってしまいます。
カニなども同じく体内に受精卵をストックします。
しばらくして忘れたころに産卵することもあるのでもし産卵したら卵の色や形などを見て無精卵か有精卵か判断してください。
もうひとつはミステリークレイフィッシュと呼ばれる、カラフルなザリガニです。
このザリガニは単体でも産卵します。
単体で産卵できるミステリークレイフィッシュ
ミステリークレイフィッシュとは、アメリカザリガニにように大きくなく、最大でも10cmくらいの大きさで、青だったり白だったりとカラフルで観賞用として最近大人気のザリガニです。
このミステリークレイフィッシュは単体で産卵するので繁殖率が凄いです。
気を付けないと大変なことになってしまいます。
まとめ
ザリガニの産卵はいつから用意されていたものかわかりません。
種類や育った環境によって、すでに受精卵をもっていたり、単体で受精できたりします。
ザリガニが産卵したらしっかり様子をうかがってケアしましょう。
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