ザリガニは脱皮を繰り返して成長する生物です。
ザリガニを釣ってきて飼育する際には飼育しているうちに脱皮をする場合があります。
その場合、脱皮した後の殻や水の換え方、お世話などはどうしたらいいのでしょうか。
ザリガニの呼吸
ザリガニは魚と同じエラ呼吸の生物です。
水中でも水中の空気を取り込んで呼吸は出来るのですが、水槽などで飼う場合あまり水深が深いとおぼれて亡くなってしまう場合があります。
自宅で飼育する際は、エアーポンプなどを使用するか、水深を浅くする必要があります。
流木や石などを一緒に入れて置くと水面から身体を出して呼吸ができるので何かよじ登れる環境を作ることをお勧めします。
水換えの時にはきちんと水深などに気を付けて水換えをしてあげます。
脱皮のタイミングとお世話の仕方
脱皮する時、ザリガニはとても無防備になるので、脱皮しそうな個体がいれば別水槽に移してあげるとよりいいでしょう。
他のザリガニと一緒に飼育していると脱皮している個体が、他の個体に襲われてしまう危険性があるからです。
脱皮するタイミングとしては急に食欲が落ちてあまり動かなくなってきます。
そして背中と尻尾の間に白い隙間が出来ますのでこの脱皮のサインを見逃さないようにしましょう。
とても重要なザリガニの殻と水換え
脱皮後のザリガニの殻はザリガニ本人が殻を食べることで殻の材料を補給しています。
なので、脱皮してしばらくは殻をそのままにしていおいても構いません。
殻をすぐに取り除いてしまうと、脱皮するたびに身体が柔らかくなってしまい脱皮の失敗や弱る原因となってしまうのです。
ただ、少しの間置いておいてもザリガニが殻を食べる様子がない場合は水が濁る前に取り除きましょう。
水が汚れてしまうとザリガニが弱ってしまう原因となってしまいます。
大体週に2.3日の周期で水交換はしてあげるようにしましょう。
まとめ
ザリガニは脱皮を繰り返して成長するので、飼育しているザリガニが無事に脱皮できるよう、タイミングなや飼育環境を整えてあげることが大切なようです。
脱皮後の殻もとても大事な栄養源になっているという事もとてもびっくりする話ですね。
無事に数回の脱皮を成功できるようにきちんとお世話してあげましょう。
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