小学生の夏休みなどで近くの川にザリガニ釣りに行って、ザリガニをバケツ一杯に入れて帰ったことが無いでしょうか。
夏休みの自由研究にしてみたり、ザリガニは子供の好奇心を引き出し今でも子供に人気です。
そこで今回は小学生にもわかりやすくザリガニの飼い方を紹介します。
ザリガニの飼育で必要なもの
まずはザリガニを飼育するための環境づくりが大切です。
基本的な飼育環境としては、水槽、砂利、隠れ家、水槽の蓋が必要です。
容器は水槽があればベストですが、無ければバケツや発泡スチロールの容器でもあれば大丈夫です。
ザリガニは共食いをする可能性が高いのでオスは同じ入れ物には1匹にし、メスも一匹か2匹ぐらいが良いでしょう。
入れ物も大きめの水槽や、大きめのバケツ、中ぐらいの発泡スチロールなどが良いでしょう。
次に必要なのは砂利です。
ザリガニは脱皮するので砂利がないとうまく脱皮できずに亡くなってしまうことがあります。
砂利は小粒で、とんがっていないもの良いでしょう。
また共食いから逃れるために隠れ家も必要です。
大き目の石、半円形の陶器などが良いです。
隠れ家がないと共食いする可能性が高くなるので、気をつけましょう。
またザリガニはホースをつたって脱走を試みることが多々ありますので、水槽には必ず蓋をしましょう。
最後に水ですが、水は水道水をバケツや大き目のペットボトルに貯めたのを一日置いたのを使えば大丈夫です。
一日おけば水道水の塩素が抜けてザリガニにもやさしい水になります。
水道水をすぐに使いたい場合は、市販のカルキ抜きを入れると安心です。
まとめ
ザリガニは大きなハサミや赤い体にかっこよさを感じ、多くの子供たちにも人気です。
ですがザリガニは一度で数百匹の卵を産卵するので自分に手で育てられなくなり川に放流してしまう方いるようです。
しかしザリガニは強い生命力を持ち、雑食性なので生態系のバランスを崩し、他の水生生物を脅かす存在です。
よって自分で育てられない場合はザリガニ釣りをしても持って帰らずに川に戻したりしましょう。
生物を育てるのは勉強にもなりますが、最後まで面倒を見る責任感と生態系のこともしっかり教えて正しく飼うことが必要です。
今のあなたにおすすめの記事