ザリガニの脱皮って見たことがありますか?
ザリガニを飼育している方ならば定期的に目にする光景かもしれませんね。
小さな頃は脱皮をするたびに成長していくザリガニ。
その様子を調べていきたいと思います。
脱皮は成長の証。ザリガニの脱皮の様子をみてみよう!
子ザリガニの頃は脱皮する回数がとっても多いんです。
生まれた年は7~10回ほど脱皮して少しずつ成長していきます。
2年目になると回数は減り、年に1~2回ほどしか脱皮をしません。
脱皮をした後の体は柔らかいので、敵に狙われやすいそう。
もし同じ水槽に数匹同居させている場合は、脱皮の兆候が見られる個体だけでも隔離するか水槽に仕切りを置くなどの配慮が必要です。
殻が硬くなるには3~4日ほどを要します。
ザリガニは生まれた頃の体の色は黄土色や灰色といった、比較的目立ちにくい色味をしています。
敵から身を守りやすい色ですよね。
脱皮を重ねるにつれ、体も大きくなり甲羅の色もいわゆるザリガニの赤い色に変化していきます。
3年目には立派な大人のザリガニです。
脱皮の兆候に気づくには、やはりザリガニの食欲でしょうか。
脱皮する2、3日前からエサを食べなくなります。
この期間は脱皮の可能性を疑いカラダに変化が起きないか見守ってあげましょう。
しかし脱皮の時はストレスを与えないようそっとしておくことも必要です。
次第に体が黒っぽい色に変化し、腹のつけね部分が白くなってきます。
腹のつけねと甲羅の間に隙間ができ、背中・頭の部分をぬいだ後にお腹・しっぽの部分をぬぎます。
およそ2~3分で脱皮は終了です。
脱皮が終わると触角の根元にある穴に砂を入れます。
不思議な行動ですがこれにはちゃんと意味があるんですよ。
この穴の中に入れた砂が動くことにより体が傾いていることを感じることが出来るのです。
こうやって何回も何回も脱皮をしてザリガニは大きくなっていくのですね。
まとめ
一年を通してみると、冬眠の前後で脱皮をすることが多いのだそう。
またザリガニは脱皮した後の殻は自分で食べてしまうそうですよ。
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