食べる事によって骨や筋肉が成長する人間とは違い、カニもエビもザリガニも大きくなるためには自分の殻を捨てて新しい自分になる脱皮をしなければなりません。
ザリガニにとって命がけでもある脱皮について調べました。
脱皮はとてもデリケート
脱皮をする生物達にとって脱皮は大舞台かもしれません。
どんな気持ちになるかはその生き物達にしかわかりませんが、ザリガニにとって脱皮は命がけの事のようです。
特に自然界にいるザリガニは守ってくれる者がいないのでまさに命がけの事と言えます。
飼育されているザリガニは飼い主が守ってくれますから安心です。
逆に守ってあげないと同じ仲間や外敵にすぐ食べられてしまう可能性もあるので気をつけて下さい。
水替えの注意点
脱皮前後のザリガニはとても神経質になっています。
ストレスをかけて脱皮に失敗すると命に関わったりもします。
失敗して身体の一部分を失ってしまう事もありますが次回の脱皮が成功すれば元に戻れます。
失敗しないためにはザリガニをあまり刺激しないのが一番です。
脱皮が近くなるとザリガニの身体が黒く変色する変化が起こりますので、近いと感じたら早めに水の交換を行って綺麗にしてあげて下さい。
水は全部取り換えると水槽水の中にある必要なバクテリアがいなくなってしまうので、3分の1程残しての交換です。
脱皮前後になったら水の交換は控えた方がいいですがよほど汚れている場合はゴミを取り除き、少しずつ水の交換を行って下さい。
脱皮前後は食欲がなくなりますのでエサあげを控える事で水が汚れにくくなるので、水替えの心配もなくなります。
無事に脱皮が終わった後も水替えは控えた方がいいです。
脱皮したてのザリガニも繊細で、身体がものすごく柔らかい状態となっています。
やはりエサはあまり食べないのでエサ上げも控え、水が汚れないようにしてあげて下さい。
数日経てば自分の脱ぎ捨てた殻を栄養源として食べ、身体もしっかり硬くなって、一回り大きくなったザリガニと対面できるでしょう。
まとめ
人間には絶対に味わう事はできない脱皮という大仕事ですが、皮を脱ぎ捨てて大きくなるというのがとても神秘的ですね。
脱皮前後は観察日記をつけて観察をしてみるのもいいかもしれません。
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