何日か前から飼っている大事なザリガニに元気がない、あまり動かないし食欲もないと心配していたらだんだんと身体が黒くなってきた…
知らないと病気ではないかと心配になるかもしれません。
ザリガニの脱皮について調べました。
脱皮をする前後の注意点
エビ、カニなどの甲殻類には脱皮がつきものです。
脱皮を重ねていく事で身体が大きくなり、自然界で生き延びられるようになります。
子供時代だと大きくなる為に脱皮は年に数回行われますが、大人になると年に一回程度ですが命がけの大掛かりなお仕事なのです。
脱皮前後のザリガニはとても神経質になります。
ストレスを与えると脱皮が失敗して命にも関わる事があるので注意して下さい。
脱皮前のザリガニは大仕事に集中をするためにあまり動かなくなり、エサも食べなくなります。
飼い主は体力がもつのかと心配になるでしょうが見守ってあげて、水の管理だけはしてあげて下さい。
いよいよ脱皮が近くなると身体の色が黒くなってきます。
さらに動かなくなり微動だにしないでいると急にワサワサと激しく動き出し、卵が割れるようにザリガニが割れ、中から新しいザリガニが出てきます。
一回り成長したザリガニは、しばらくはエサをあまり食べません。
身体もまだ硬くなっていないので刺激をしないようにして、他のザリガニとはまだ一緒にしないで下さい。
せっかく生まれ変わったザリガニが他の子に食べられてしまっては元も子もありません。
しばらくすると殻も硬くなり、元のように活発に動いてくれるでしょう。
脱皮後の殻はカルシウム補給の為に脱皮したザリガニが食べてくれます。
稚ザリガニには脱皮が年に何回もありますが、大人ザリガニは年に一回ぐらいのペースになります。
ザリガニには殻形成のためにカルシウムがたくさん必要ですので、栄養のあるエサを脱皮が近い時期になったら与えてあげるといいでしょう。
栄養豊富なタニシを与えてあげるのもいいです。
ザリガニにとって、とても大事な脱皮が成功するように飼う際は手をかけてあげて下さい。
まとめ
とてもサイズの大きい甲殻類は数十年かけて脱皮を何回も重ねている物もいます。
ザリガニも長生きであればどんどん大きく成長できるのでしょうか。ザリガニが大きく成長する脱皮は毎回楽しみですね。
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