ザリガニに適した水温は15度~28度です。
かなり温度の幅が広いように感じますが、自然で生きてるザリガニたちには、温度を一定に管理している人がいるわけではないですもんね。
ここでは大まかな温度とザリガニの元気度を調べてみました。
水槽の温度が低め(20度~15度)
ザリガニの活動はちょっと鈍くて元気なさげです。
エサを食べる量も減ります。
なので、エサが残らないように調整してエサやりをすれば、水が汚れにくいので水換えの回数も少し減ります。
水槽の温度が23~25度くらい
1番平均的な温度です。
動きも活発でエサもよく食べ元気です。
脱皮の周期も一定していて、普通の状態というのもおかしいかもしれませんが、平穏な状況とでもいうのでしょうか。
問題行動がないという感じです。
水槽の温度が高め(28度前後)
活発すぎて早く脱皮してしまうザリガニもいるようです。
エサもたくさん食べるので水が汚れるのも早いです。
脱皮を何度もすると早く大きくなって嬉しいかもしれませんが、脱皮は大変エネルギーを使う作業ですので、ザリガニが弱ってしまう可能性があります。
水槽の温度が28度をこえてしまったら?
少しの時間くらいなら32度越えでも大丈夫ですが、長時間続くと調子を崩してしまいます。
人間がセッティングした環境の中で生きるているのですから、これは飼い主さんの好みで、さじ加減ひとつです。
水槽の温度が低めでも高めでも、毎日しっかりと観察して少しの変化でも見逃さないのであれば飼い方の好みはいろいろだと思います。
冬眠(15度以下)
ザリガニは15度以下になると冬眠の準備をはじめて、急にエサを食べなくなり、動きも鈍くなります。
これは冬眠する合図です。
冬眠させないのなら水温を上げる必要があります。
でも、水温の変化に敏感ですから、あくまでも徐々にです。
急激に温度を上げるのは最大のストレスです。
冬眠させたい場合は15度以下でも水が氷る0度まで下げるのはいけません。
体が凍ってしまっては春に復帰は望めなくなります。
まとめ
ザリガニと水槽の温度の関係は密接です。
本来ならばザリガニだって、暑ければ泥の中にもぐったり、水が汚すぎて息苦しいようでしたら移動したり、環境が気に入らなければ自分で移動して住み心地の良いところを探すのでしょうが、人に飼育されているザリガニはその環境が全てです。
かわいいザリガニに長生きしてほしければ、ザリガニに適した環境を整えてあげましょう。
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