日本全国に生息する外来種であるアメリカザリガニは小魚、水草、自分の仲間と何でも食べてしまう雑食として知られています。
冬には土に潜って冬眠するため冬の間は何も食べないこともあります。
そのため飼育水温は5度~30度とされており、室外などでザリガニを飼っていて5度を下回ってしまう方はヒーターなどで温度調整すると良いと考えられます。
飼育するうえで重要な温度管理
室内でザリガニを飼う場合はヒーター等を使用する必要はありませんが、室外で飼育している場合は、地域によって冬には0度近くまで水温が下がることがあると思われます。
ザリガニは10度以下になると活動が鈍り、冬眠状態になります。
秋から冬にかけてゆっくりと水温が低下していけば、冬眠状態に入っても亡くなることはありません。
春になれば水温が上昇するので活動が活発になります。
しかし、急激に水温が下がり0度などになればザリガニの体が凍ってしまい、亡くなってしまいます。
しかし良好な冬眠状態に入っていれば0度に近づいても大丈夫です。
しかし水温が急激に0度近くなったり、急激に水温が上昇したりすると短日間でも環境の急激な変化に適応できずに亡くなってしまいますので気をつけなければいけません。
また室内でも30度を超すと、水質が悪化しやすく、酸素量も減ってしまいますのでザリガニの調子が悪くなります。
室内でも水温が上がるようであれば、冷却ファンなどを使って水温の上昇を防ぐ必要があります。
まとめ
水温以外で気をつけることはカルキ抜きです。
水道水を水槽に投入する場合は、一日汲み置いたものを用いるか、カルキ中和剤を使って、カルキを無毒化する必要があります。
水換えは水の汚れ具合に応じ、1週間に1度から10日に1度の割合で水槽の4分の1から3分の1程度を換えてやれば良いでしょう。
その時に、急激な水質の変化や水温の変化が起きないよう注意してください。
水質や水温の急激な変化に伴い、ザリガニが脱皮を不自然におこなうことがあり、これはザリガニの健康にとって好ましくないので注意しましょう。
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