ザリガニを食べると聞くと、ちょっとビックリしてしまいますね。
実はザリガニは、海外ではメジャーな高級食材なのです。
そもそも、もともとは食用として輸入された個体が野生で繁殖したのが、アメリカザリガニなのです。
でも、ちょっとお腹を壊しそうで怖いですよね。
この記事では、ザリガニを病気にかからないでおいしく食べられる調理法をご紹介します。
ザリガニを捕まえよう。
まずは採取の方法です。
採取の場所は、水の綺麗な場所を選んでください。
理想は深場がよいです。
タモ網で救う方法は、特におすすめで、短時間にたくさんのザリガニが楽に採取できます。
カニアミもおすすめです。
バケツ一杯分のザリガニが採れれば当分は楽しめます。
ケガの内容に、また、深場といっても決して無理はしないように、安全を心掛けて採取にあたってください。
ザリガニに泥を吐かせよう
1日~2日程度かけて、ザリガニ生息地の体内にある生息地の水と泥を取り除き、水道水を体内に取り入れさせます。
容器に入れて水道水をかけ流しにするか、容器に水を張ってその中で一昼夜絶食で飼育します。
容器は発砲スチロールがおすすめです。
1cm程度の穴を発泡スチロール容器の上の方の側面にあけて、水道水をちょろちょろ掛け流しにします。
水深は深くとったほうが水の清浄度が維持できます。
一晩飼育して、水をコップですくって臭いがほとんどなければ合格です。
可哀想と思うかもしれないですが、今回は食用を目的としているので、ザリガニさんの気持ちはあまり考える必要はありません。
そして彼らはとても丈夫なので大丈夫です。
絶食期間が長いと共食いを始めるので、一日程度がよいです。
そして、ついたてのようなものを入れて互いに目が合いにくくしておくと、共食いを減らせます。
臭みをとろう
日本酒やワインなどを直接ザリガニにかけて、臭みを消します。
生きた状態のザリガニに日本酒やワインをかけて、つかった状態で10分程度放置します。
また、牛乳につけこむ方法もあります。
スープなどの料理にするなら牛乳につけこむのも良い方法です。
つけこんだ牛乳は捨ててください。
ここまで来たらエビやカニのように様々な料理にチャレンジ!
下ごしらえは上記で以上です。
意外と簡単ですね。
あとはエビやカニと同じようにいろんな料理にお使いいただけます。
味噌汁やパスタは勿論、塩焼きもとっても美味しいです。
生食はダメ!絶対!
必ず火を通してください。
下ごしらえだけでは、寄生虫や雑菌はいなくなりません。
ザリガニに多いのは肺吸虫です。
淡水のエビ・カニ類には寄生していることがあり、人間に寄生すると胸の痛みなどの症状がでます。
万が一症状がでた場合は、すぐにお医者さんに相談してください。
まとめ
ザリガニを食べることで、外来種であるザリガニの更なる繁殖を抑制することができます。
環境保護のためにも、ザリガニ料理、ぜひチャレンジしてみてください。
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