ザリガニを飼い始めたばかりの飼い主さんにとっては、餌の与え方、大きな課題ですよね!
与えているのになぜか食べない、元気がない、など餌が原因のトラブルを避けるために、この記事では、ザリガニの餌の与え方に纏わる情報をご紹介します。
餌についての大事なことは大きく分けて2つです。
①栄養バランスを考えた餌を与える。
②餌を継続して与える。
以下の項では、この2点について詳しくご説明します。
栄養バランスについて
まず、ザリガニは雑食の生き物であることを留意してください。
ある定まった一種類栄養源から栄養を摂取する生き物と違い、文字通り、何でも食べて、そこから取れる栄養を取ります。
しかしながら、何も考えずに餌を与えていれば良いわけではなく、取らなくてはいけない大事な栄養素をおさえる必要があります。
特にカルシウムは丈夫な甲羅を形成するためのカルシウムです。
カルシウムを不足させないよう、また、他の栄養素もとれるよう、考えて餌を与えましょう。
例えば、カルシウムは、煮干しなどの小魚類、サキイカ等の乾きもの、刺身など、動物性のものを与え、植物系は、水草は勿論、レタスやホウレンソウなどの手軽に入手できる葉物野菜などを与えることもおすすめです。
そして、これらを毎日継続して与えます。
継続して与えるという点は、次の項でも詳しくご説明いたします。
餌を継続して与える
上記で述べたように、栄養バランスを考えた餌を、継続して与えることが、ザリガニの健康を餌の面で支えることが大事です。
継続して与えることは、実は難しい点が一点あります。
それは水が汚れてしまうという点です。
動物性の餌や、野菜類を与え、食べ終わった後の水には、当然食べこぼしや、食べ残しがあります。
「水を清潔に維持しつつ、栄養バランスを考えた餌を与えることを継続すること」というポイントを押さえなくてはいけません。
おすすめの餌の与え方
栄養バランスが整った餌を継続して与えるという以上2点を踏まえて、おすすめの餌の与え方をご紹介します。
まず、餌は、無理せず、ザリガニ専用の餌を与えることをおすすめします。
栄養バランスはばっちりですし、【餌を食べない】という悩みは解消されるでしょう。
また、魚肉や野菜を与えるよりは水が汚れにくいというメリットがあります。
次に、水中に水草を入れましょう。
ザリガニは水草が大好物です。
又水草は、水を浄化する役割と、酸素を水中に放出してくれる役割も担ってくれます。
最後に、タニシとメダカを一緒に飼育しましょう。
タニシやメダカはザリガニの食べ残した餌を食べて水中を掃除してくれます。
また、少し可哀想ではありますが、ザリガニの食糧にもなります。
まとめ
餌の与え方に纏わるポイントをご紹介しました。
ザリガニの健康維持のために、しっかり管理してあげましょう。
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