ザリガニの体に黒い斑点ができていたら、バーンスポット病を疑ってみましょう。
重篤でなければ水槽内の環境改善で回復することも期待できます。
軽度であれば脱皮をすることで治ります!
バーンスポット病の症状
バーンスポット病とはザリガニが一番かかりやすい病気です。
黒い斑点ができる症状から、黒点病とも呼ばれています。
この病気は、尾扇や腹部などに茶褐色の斑点やシミが出来き始めます。
初期の場合であれば食欲や動きに変化はみられません。
軽度であれば脱皮をすると回復しますが、尾扇にバーンスポット病があるのであれば脱皮の際に穴があいてしまうこともあります。
その後も脱皮を繰り返せたら穴の部分も改善していきます。
この病気に気付かずに進行してしまうと、エサも食べなくなり、内部組織と甲羅が癒着を起こしてしまいます。
最後は脱皮が出来なくなり亡くなってしまいます。
対処法
バーンスポット病の原因は、水質が変化しバクテリアが増殖しすぎた為によるもので、その雑菌などがザリガニの甲羅に潜り込んで発病します。
この病気を発見した場合は、早い時期に水槽内の清掃を行いましょう。
菌の温床でもある底砂の清掃も必ず行ってくださいね。
そして、水中のバクテリアを適度に保ち、良い状態にしてあげましょう。
出来れば低い水位ではなく、水位を高く保てる水槽での飼育環境が理想的です。
バーンスポット病の特効薬や治療法はありませんが、飼育環境の改善を図った後は、なにより脱皮を待ちましょう。
また、症状が軽い場合は塩水で薬浴させてみることも有効です。
まとめ
バーンスポット病は水の汚染により発病します。
軽い症状であれば水質を改善し、水槽内の環境を清潔に保つようにすれば、脱皮をして回復していきます。
ザリガニのように水の底を歩く生物は床砂からの感染もしますので、底砂はザリガニが滑らない程度に薄く敷き、雑菌の温床にならないようにしてくださいね。
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