ザリガニの体に斑点があるけど、何だろう？今までこんな所に斑点なんてなかったのに。
このような不思議な体の症状を発見したことはありますか？
飼い主さんにとっては気になる問題ですよね。
この謎の斑点がザリガニにどのような影響を及ぼしているのか調べていきたいと思います。
ザリガニの体に現れる斑点の正体は
ポツポツ現れ始めた謎の斑点。
飼育されるザリガニに一番多く挙げられることの多い症状で、これはおそらくバーンスポット病と呼ばれる病気です。
甲殻、胸脚、尾扇、腹部などにシミのような斑点が現れはじめ、重症になると尾扇に穴があいたり欠損することもあるようです。
また内部組織との癒着、食欲不振にもつながり、体を動かすことが出来なくなってきます。
原因は水槽内の水の中に発生する雑菌。
水質の悪化や水槽内の汚れにより雑菌が増加することで引き起こされる病気だと考えられています。
ザリガニを飼育する際、水槽内の水量はザリガニの背中が見え隠れするくらいの高さでよい為、水交換を怠ってしまうとすぐに水質が悪化してしまいます。
本来ならばザリガニにも抵抗力、免疫力があるので元気な個体であれば発症することもないのですが、個体が弱っていたり、水槽内の衛生面が改善されぬまま過ごしていくと雑菌の増殖によってバーンスポット病が発症してしまうケースが多いようです。
では、発症してしまってからの対処法は？
症状が軽いうちは脱皮することにより治すことができます。
飼い主さんも斑点を見つけたらまずこの病気を疑い、水槽内・床砂の洗浄、水交換をしっかり行いましょう。
まずは進行を止めることが大事です。
しかし重症化すると治すことも難しく、内部組織と癒着してしまうと治癒は難しいとされています。
脱皮不全で亡くなってしまうケースも多いとのこと。
日頃から、水槽内の衛生面には気を配り、ザリガニの観察もこまめにしておくことをおすすめします。
まとめ
脱皮することだけがバーンスポット病を治す唯一の対処法です。
気づいた時にはもう手遅れ、となってしまわぬよう日頃のお世話をしっかりと心掛けてくださいね。
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