日本人がザリガニを食べないのはなぜかという事について調べてみました。
寄生虫の問題や下処理の方法に何か理由があるようなのでその辺も調べてみました。
日本人がザリガニを食べない理由
日本人にはザリガニを食べる習慣がありません。
しかし、ザリガニは他国では食材として販売されていますし、レストランのメニューにもあります。
食感はエビに似ていて、結構おいしいです。
毒があるわけでもないのに、日本で食べる習慣が無いのは、ザリガニの下処理の面倒臭さにあるようです。
時間をかけて下処理したのに、それに見合う味でもなければ食べる意味がありません。
ザリガニは、川底に棲んでいるいるので、泥や砂を飲み込んでいます。
その泥や砂を吐かせるために、3日間くらいかかります。
寄生虫も潜んでいる可能性があるので熱処理も十分に行わないと、食中毒の原因になります。
それに加えザリガニの外殻は厚いため、非常に身が少ないです。
それなら、食べごたえのあるエビの方が処理も早く、美味しく食べる事が出来ます。
ザリガニが敬遠されてしまう理由はこの辺にあるようですね。
ザリガニに潜む寄生虫
ザリガニには、ザリガニミミズと言う寄生虫が潜んでいます。
この寄生虫は、水中の有機物を餌にしているので、ザリガニ自体には特に害を及ぼす事はないようですが、見た目が良いものではないので、その姿を目にしてしまうと食べる気にはなれないかもしれません。
ザリガニミミズは、ザリガニが脱皮するときに脱皮した殻について一緒に体から離れるため、脱皮したザリガニにはいなくなりますが、ザリガニは、脱皮した殻を食べようとするので、すぐに取り除かなくてはなりません。
まとめ
ザリガニは海外では普通に食べられている食材ですが日本人には馴染みが無く、食べようと努力する必要もない感じがします。
寄生虫の問題を考えると、清潔すぎる日本人には向かないのかも知れません。
無理して食べる必要もないと思いました。
ただ、食べてみると結構おいしいという声が多いので、熱処理をきちんとしたものに限りますが、機会があったら是非試してほしいと思います。
今のあなたにおすすめの記事