ザリガニの色ってイメージは赤ですよね。

実は青もいるんですよ。

これがなかなかの素敵な青でかっこいいんです。

赤と隣り合った水槽で青も飼っているところを見ましたが、並ぶと余計にかっこいいですね。

この青をキープするにはどうしたら良いのでしょうか。

ザリガニ 青 色揚げ

赤いザリガニが赤い理由

リガニの赤は簡単にいえばエサの色なんです。

食べたエサから蓄積されたこカロチノイドという物質のせいで赤いのです。

青いザリガニって

実は青いザリガニって、赤くなれなかったザリガニなんです。

ザリガニの殻はカロチンが元になっているアスタキサンチンという赤い色素と、カロチドプロテインという青い色素が混じってできています。

なのでエサの中にカロチンが足りないと、まずアスタキサンチンがなくなり、赤色が消えます。

そうすると青の色素が残り青いザリガニになります。

カロチン不足が続くと

青の状態がカッコイイけど、カロチンが不足したままだと青色色素もなくなり、真っ白になってしまいます。

青いザリガニの青色をキープしたい。

青色をキープするには、通常赤いのザリガニにする色揚げと逆のことをしたら良いのです。

つまり赤の色素をあたえないことです。

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カロチノイドを含まないエサをあげる

アジや鯖のようにほとんど赤い色を含まない魚のお刺身をあげると、カロチノイドが足りなくて、ザリガニは赤くなれません。

もともとのザリガニの色は白っぽい色で、体を巡る体液は青色なのだそうです。

ですから、赤色が薄くなると体液の青色が目立ってくるということなんですね。

栄養失調状態

実はこの青色の状態は、ザリガニが栄養失調になっている状態でもあるんです。

だってカロチン不足の状態なんですからね。

青色をキープするために必要ではありますが、それだけでは弱ってしまうし、食欲もなくなって、脱皮も失敗しかねません。

1週間に1度くらいは普通のエサもあげて、体調を整えてあげましょう。

長生きできませんよ。

まとめ

実際に見たことある方なら絶対わかると思いますが、青色のザリガニは超クールでかっこいいんですよ。

そんなザリガニが色あせてきたらちょっと慌てますね。

(それが栄養失調状態というのも、かなりのショックですが)

でも、エサのあたえ方次第で、青さをキープできるのなら、しっかり勉強して飼育に取り入れたいですね。

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