小さいころ、よく沼地でザリガニを釣ってきて育てたことがある人は沢山いると思います。
近年、沼地自体が減りなかなかザリガニを見ることも少なくなってきています。
ザリガニを釣ってきた場合、ザリガニを飼育するにあたり何を好んで食べるのでしょうか。
雑食なザリガニの餌
ザリガニは基本的に雑食です。
なので肉系も草系も食べるのです。
シラスや煮干し、するめなどそういったものに関しては食べそうなイメージですが、草系というのは以外ですよね。
その他にパンやご飯、うどんなどという人間の食事もよく食べます。
栄養面を考えて、ほうれん草やタンポポ、枯葉なども食べるのです。
そういったものを食べて脱皮に備えているという事なのです。
実は草食系なザリガニ
沢山人間が食べるようなものを食べるザリガニですが、気を付けたいことが、農薬です。
人間用に販売されているほうれん草やキャベツなどという野菜は農薬を使用している場合が多いです。
ザリガニはとても農薬には弱いので、無農薬野菜や農薬をよく洗い流したりして与えてあげましょう。
さらに餌のやりすぎ、特にキャベツなどの葉物野菜は水に浸しておくとすぐに腐ってしまいます。
水が腐るとザリガニが弱る原因となりますので餌のやりすぎには気をつけましょう。
キャベツを食べて赤くなる?
ザリガニの身体は通常赤い色をしていると思います。
これはザリガニが雑食で、野菜など植物性のカロチンを吸収し、色素を作り出ししているからなのです。
なので、逆に魚だけシラスや煮干し等ばかりをあげ続け、さらに水草や枯葉なども入れておかずにいると、色素の生成をしなくなってしまうので、青色のザリガニが出来上がっていくのです。
たまに観察のためにわざと青いザリガニに育ててる人もいます。
ちなみに青いザリガニはそのまま肉食だけにしておくと白いザリガニになります。
まとめ
実は赤い綺麗な色のザリガニの身体を作っているのは野菜だったという事がわかりました。
キャベツなどの葉野菜は赤い身体を作るのにとても重要だったのです。
雑食なザリガニですが、栄養バランスを考えてお世話をしてあげることによって綺麗な赤い丈夫なザリガニを育てることができるという事です。
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